こんにちは、サイトウです。
世間はめっきり自粛ムード。
という事で私もお休み中も何処にも行かずに自宅でちょっとしたDIY 。
最近現場で良く利用する杉板。棚板やニッチの下台などいろんな所で使えて、しかも無垢の木の風合いも楽しめる優れもの。
何も加工せず、このまま使ってもいいのですが、ちょっとだけ手を加えて違った表情をだしていきたいと思います。
先程の板をワイヤーブラシで削っていきます。木には春に育った比較的柔らかい部分(春目)と冬に育った硬い部分(冬目)があります。ワイヤーで少しずつ削っていくことで、硬い部分が残り、柔らかい所だけ削れて凹んでいきます。
ちょっと分かりづらいですが、木の表面に凸凹ができています。
この加工を浮造(うづくり)といって、昔からある木の風合いや手触りをよくする技術です。
本当は専門の道具があると思いますが、今回はありあわせで・・(^^;
最後にちょっとペーパーをあてて。
それっぽくなってきました。
このまま使っても、色をつけてもいいです。バーナーであぶって、焼き杉っぽくしてもいいですね。
ですが、今の気分は外にほったらかしにして、古材のようになるのを待ってから使いたい。
どのくらい待てばいいのかわかりませんが、いい感じになったらまた、報告したいと思います。
それでは、サイトウでした。