浄化槽の話

サイトウです!

今日は浄化槽について。

浄化槽とは、水洗式便所と連結して屎尿及び雑排水を処理し、公共下水道以外に放流するための設備又は施設のこと。(wikipedia)

昔は単独処理浄化槽といって、トイレの排水だけを浄化槽できれいにして、キッチンやお風呂の排水はそのまま側溝などに流していました。(*_*)

やはりそれでは川の水の汚染が進んでしまうという事で、平成13年施行の浄化槽法で、新たに設置する浄化槽はすべて合併浄化槽とすることを義務化しました。

合併処理浄化槽とは、トイレの排水だけでなくキッチン、お風呂の排水も浄化槽に流し入れ、きれいに処理するもの。

合併浄化槽は多くの排水が流れ込むため、やはり大型になります。

現在進行中の「和モダンの平屋住まい」のお宅にも合併浄化槽を設置しました。

しかし、施工直後にお客様から、蓋の数が2つしかないので、単独処理浄化槽ではないのかとの鋭いご指摘。(*_*)

確かに、浄化槽の上部についている清掃用の蓋が、単独槽は2つ、合併槽は3つ付いていることが多い。

しかし、現在では浄化槽もかなり進化していまして、小型合併浄化槽というものも出て来ていまして、小型でも従来の合併浄化槽と同じ機能を持った商品が開発されています。

こちらは小型なので蓋は2つです。

施主様にご説明差し上げましたが、良く観察させているなと感心いたしました。(^-^)

建築の世界も材料の変化のスピードは凄まじく、あっという間に商品が変わってしまいます。

皆様も現場でご不明点がありましたら、お気軽にご相談下さい!

サイトウでした!